Yくん
[2015年12月20日]
小学校の時、Y君という男の子がいた。私は、3年生と4年生のとき同じクラスだった。
Y君はしゃべるときに、吃音があった。とくに、カ行とサ行がひどかった。また、漢字の読みもあやふやで、読めないものも、たくさんあった。
そんな彼に、担任の長谷川先生は必ず教科書を朗読させた。
周囲の悪がきどもは、そのうちの一人は私だが、いつもそんなY君をひやかし、まねをした。
そして、子ども心に不思議だったのだが... [全文を読む]
Posted at 15:16